【GIGAスクール】適当に書いた絵を結構カッコよくしてくれるAI 「Stable Doodle」。
テキストを画像に変換するAI「Stable Diffusion」の開発元の一つであるStability AI社が提供している「Stable Doodle」というサービスが面白かったので紹介します。
こちらのサービス、適当に書いた絵にちょっとしたテキストを付けてボタンを押すと、すぐにそれなりによく見える画像を生成してくれる、というものです。
「スケッチtoイメージ」というらしいです。
試しに実験をしてみました。
最近札幌界隈を賑わしている熊さんを書いてみます。
マウスで書いたので、というのは言い訳になりますが、お世辞にも上手とは言えない絵です。笑
これに、「bear」というテキストと、生成される絵のタイプを「Anime」に指定して「Generate」ボタンを押します。
すると10秒くらいでこんな絵が生成されます。
落書きがきちんとしたイラストになりました!
これらの絵、すでに存在するキャラクターだと著作権的に問題がありますが、私が画像検索した範囲では特に類似の画像はヒットしませんでした。
テキストとして「bear」と指定しましたが、日本語でも大丈夫です。
ただ、「熊」と入力するとなぜか美少女っぽい画像が生成されるため、この場合には英語で指定しました。中国寄りの学習モデルになっているようで、日本語の意味がうまく通らない場合があるようです。
学校でちょっとした遊びに使う分には面白いのではないかと思います。
ログインしない状態でも使えますが、生成する画像は5枚まで。Googleアカウントなどでログインすると一点枚数は無料で生成できます。
サイズの大きい画像をダウンロードしようとすると無料版ではロゴマークの透かしが入りますが、お遊びには十分かと思います。
執筆者紹介
佐藤 大輔 satow@affordance.co.jp
株式会社アフォーダンス
エデュケーションサービス事業本部 エバンジェリスト
主に教育機関向けのGoogle Workspace等のクラウドサービスを活用した授業改善にかかるアドバイスや、情報セキュリティにかかる教育・改善支援を実施。エデュケーションサービス事業のエバンジェリスト(伝道師)として学校のGIGAスクール構想推進や運営支援サービスを行う。学校の先生向けの学校著作権研修、保護者、児童生徒向けの情報モラル・デジタルシディズンシップ研修なども実施。