【GIGAスクール】ベネッセの夏休みの自由研究お助けAIを使ってみた。
前回紹介したベネッセの夏休み自由研究お助けAI、利用できるようになったので試しに使ってみました。
最初に、AIを使う場合の注意点が表示されます。
5点、記載されていますが、よくまとまった注意点だと思います。
・保護者同席で使用することにより、誤った使用を防止。
・AIはあくまでも参考で、自分の考えを大切にする。
・AIの回答が正しいとは限らない。ファクトチェックが必要。
・個人情報は入力しない。AIが個人情報を記録していない、とは限らない。
・AIが出力したことをそのまま使わない。著作権侵害になる可能性に考慮。
ということですね。
星座の自由研究について質問してみました。
ChatGPTと同じような回答が出てきたので、おそらく裏ではChatGPTがベースで動いているのではないかと思います。
語尾がフレンドリーになっていますが、漢字はバンバン使われています。「ひらがなにして」と言えばひらがなで回答してくれます。
やはり読書感想文は書いてくれないそうです。笑
一日に質問できる回数には制限があり、制限に達するとこれ以上質問はできないようです。
質問の内容によっては答えられない点が、通常のChatGPTの利用とは違うようでしたが、他はそれほど自由研究特化、というわけではないかもしれません。
*本記事の画像は、ベネッセコーポレーションの自由研究おたすけAIの画像を引用させていただきました。
執筆者紹介
佐藤 大輔 satow@affordance.co.jp
株式会社アフォーダンス
エデュケーションサービス事業本部 エバンジェリスト
主に教育機関向けのGoogle Workspace等のクラウドサービスを活用した授業改善にかかるアドバイスや、情報セキュリティにかかる教育・改善支援を実施。エデュケーションサービス事業のエバンジェリスト(伝道師)として学校のGIGAスクール構想推進や運営支援サービスを行う。学校の先生向けの学校著作権研修、保護者、児童生徒向けの情報モラル・デジタルシディズンシップ研修なども実施。